歯ぎしりと顎関節症
歯ぎしりは、閉口筋という口を閉じるための筋肉が収縮することによって起こるので、歯ぎしりが続くと顎の筋肉に疲労感や痛みがでます。
顎関節にも負荷がかかるので、痛みや音が出たり、口を大きく開けにくくなったりします。
これらの症状は、顎関節症という病気によるものですが、歯ぎしりは顎関節症の原因の一つと考えられています。
特に朝起きた時に、顎が疲れた感じがする、顎関節が引っかかって口を開けにくい、といった症状がある場合は、歯ぎしりの関与が疑われます。
また、起きている時でも歯を食いしばったり、無意識に歯を嚙み合わせたりする癖も、広い意味では歯ぎしりの一種に含まれています。
この様な口腔習癖があると、顎関節症を発症しやすくなります。
最近の研究では、顎関節症患者の半数以上が、この様な口腔習癖を持っていることが分かってきました。
東村山市の歯科・歯医者は かわせ歯科