手づかみ食べしてる? チェック方法
手づかみ食べの重要性について詳しく記載したいと思います。
脳の機能発達には、手の感覚や運動機能の発達はとても重要です。
上図は、『脳の感覚を司る領域』と『運動を司る領域の広さ』の割合を示します。
これによると唇・舌などの口腔器官や手の感覚の領域の広さが他の体の部位よりも大きいことがわかります。
つまり、離乳食期の子供の手づかみ食べは手と口を使うことにより脳の発達にも役立っているのです。
しかし、それが何らかの原因で手づかみ食べをしない子供もいます。
『うちの子・・そう言えば・・』
心当たりがある方は、以下のチェックポイントを参考にしてみてください。
手づかみ食べ チェックポイント
食形態が適しているか
- 手づかみしやすい大きさ、形、硬さにする
- 見た目の工夫をする
- 手がべとべとしない工夫
手指の発達はしているか
- 手を使った遊びをしているか
感覚統合(触覚、圧覚)の育成はできているか
- ぎゅっと抱きしめることができるか
- 色々な硬さの玩具で遊んでいるか
姿勢保持、体や首の回旋はできるか
- お座り・ハイハイ・つかまり立ちをしているか
養育者が神経質になっていないか
- 汚れてもいい環境(大らかな気持ちで)
まとめ
様々な原因があり得ますが、子供の成長・発達のため、焦らず一つ一つ乗り越えながら進んでいくと良いと思います。
かわせ歯科医院では、子育て中のお母さんを応援しています。
食べる力を育て、健康な人生の土台作りのお手伝いをしたいと思っております。
お気軽にご相談ください。
東村山市の歯科・歯医者は かわせ歯科