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離乳食いつ始めるの? part 3

離乳食を始めるタイミングとして、『機能が発達していること』『原始反射が消えていること』について説明しました。
今回は、原始反射について、もう少し詳しく説明したいと思います。

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原始反射はどうやって消えるの?

5つの原始反射が消えてないと上手く食事ができません。

  • スプーンなどの食具が使えない
  • スプーン上の食べ物が唇を使って拭い取ることができない
  • スプーンを口の中に入れても異物とみなし吐き出してしまう

多くの赤ちゃんは、2~3ヶ月頃から指しゃぶりをします。
しゃぶる親指や人差し指(赤ちゃんによって異なる)は、口の中で乳首が押しつぶされた状態に近くなります。
乳首と異なるのは、硬く口の中で動き、歯ぐきや粘膜にも触れます。
また、口の外にある他の指は、唇や周囲の皮膚に触れます。

つまり指しゃぶりは乳首より強い刺激を与え、過敏性を低下させていている慣れさせていることになります。
指しゃぶりの他におしゃぶりを使ったりするようになります。
こうして徐々に強い刺激が唇周辺や粘膜に与えられることにより、刺激に対して慣れが生まれ、スプーンなどを口に入れても反射が起きなくなります。
これを脱感作と言います。

※頬ずりしたり、沐浴時にガーゼで口の内外を拭ったりすることも有効です。

まとめ

赤ちゃんの食べる力を育てるのに、脱感作が重要だということ、おわかりいただけたでしょうか。
かわせ歯科医院では、口の健康を通して、全身の健全な発育を目指し、幸せな人生が送れるようにお手伝いしたと思っております。
離乳食や食べる機能のお悩みなど、お気軽にご相談ください。

東村山市の歯科・歯医者は かわせ歯科